サーバーを準備する
Sigme CMSを利用する場合は、システムを稼働させるサーバーを準備する必要があります。
Web用のレンタルサーバーでもインストールすることができますが、root権限がないため何かと不都合が生じます。 また、XMR(Xibo Message Relay)など、対話型アクションを実現するためには、phpの拡張機能(zeroMQ.so)をインストールする必要があり、root権限がないと実装できない場合があります。
更に、推奨されているDockerでのインストールは、ほとんどのレンタルサーバーでは対応していないため使えません。
ご自身で、サーバーを用意するか、VPS(Vertsual Private Server)をご利用いただくことをお勧め致します。
ここでは比較的安価なXserver社のVPSを例に取って解説します。
すでにサーバーをお持ちの方は本章を読み飛ばしてください。 また、ここで紹介している以外のサーバーを利用する方は、それぞれのサーバーの手順に従ってください。
サーバーの契約
以下がXserver社のVPSの申し込み画面です。
ご利用になるベンダーにより手順は異なりますが、最低メモリ2G、ストレージ20Gが推奨されます。複数のCMSを同一サーバーで動かす場合や、多くのディスプレイを接続する場合は、それ以上のプランをお選びください。
- サーバー名は自由に設定できます。
- イメージはUbuntu 22.04をセンタクしてください。
- rootパスワードは忘れないように注意してください。
- SSH Keyは後からでも設定できますが、ここで設定すればrootに公開鍵が設定され、秘密鍵がダウンロードできます。ダウンロードした秘密鍵はSSH接続で必要ですので、無くさないように保存してください。