バージョンと対応環境

Sigmeは、さまざまな環境、ウェブサーバー、ソフトウェアバージョンで動作させることができます。

最新の機能、改善、バグフィックスを最大限に活用するために、常に最新のCMSリリースへのインストール/アップグレードを推奨しています。

旧リリースは、新しいメジャーバージョンのリリース後、一定期間サポートされます。

お客様がCMSのセルフホスティングを選択された場合、コミュニティによるベストエフォートサポートがプロジェクトのコミュニティサイトで利用可能です。ヘルプデスクによるサポートは提供されません。

お客様がCMSのクラウドホスティングを選択された場合、またはセルフホスティングCMSをエンタープライズプランに追加された場合(下記のサポート対象環境を満たすことが条件)、ヘルプデスクへのアクセスが含まれ、お客様はCMSまたはプレーヤーに関するチケットを開くことができます(それらがサポート対象バージョンであることが条件です)。

対応バージョン

SigmeはXibo CMSのオープンソースをベースに、日本語化、機能追加などをおこなっています。SigmeのバージョンのXibo CMSとの対応は以下の表の通りとなっています。

Sigmeのバージョン     Xibo CMSのバージョン    
Version 1.0.0 Version 3.1.4

サポート対象環境

Sigme CMS を企業等でご利用し、サポート等を必要とする場合は、システムの提供業者とエンタープライズサポート契約等が必要となります。通常これは有償契約となります。

サポート対象外のSigme CMSをインストールした場合、サポートとアドバイスはコミュニティを通じてのみ提供され、その内容は限定的なものになる可能性があります。

サポート可能な構成

システムの構成状況によっても異なりますが、以下の条件が基本となります。

  • Ubuntu サーバー 64 ビット - 現在の LTS リリース (18.04、20.04、22.04) または Debian の同等品
  • SSH/HTTPS または TeamViewer 経由で CMS を実行しているサーバにアクセスできること、または CMS に SSH/HTTPS でアクセスできるワークステーションに TeamViewer でアクセスできること。
  • ユーザー root または root になるための完全な sudo 権限を持つユーザーとしてアクセスできること。
  • サーバーは、提供されたコンテナイメージをダウンロードするために、インターネットにアクセスできる必要があります。
  • CMSのインストールに提供するdocker-composeファイルを使ってDockerでインストールする。
  • CMS の前に TLS 終端処理を行う nginx または Apache のリバースプロキシーを設置することを推奨します。
  • cms-web、cms-db、cms-xmrコンテナをそれぞれ1つずつ、memcachedを有効にした状態で設置します。
  • カスタムコードは、カスタムモジュールまたはミドルウェアとして別途作成する必要があります。